Q1:くしゃみを無理やり止めると体にどんな悪影響がありますか?
A1:鼻をつまんで口を閉じた状態でくしゃみを我慢すると、鼻腔内の圧力が逃げ場を失い、鼓膜の破裂、中耳炎、咽頭組織の損傷、さらには血圧急上昇による血管への重大な負担を招く恐れがあります。止める際は鼻をつまむのではなく、ツボ(人中)の圧迫や舌の運動で神経反射そのものを未然に抑える手法を用いてください。
Q2:寒暖差アレルギーと通常の花粉症はどう見分ければいいですか?
A2:決定的な違いは「目のかゆみ」と「場所の特異性」です。通常の花粉症では約8割の人が目のかゆみや結膜の充血を伴いますが、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)では目のかゆみはほとんど起こりません。また、室温の変化(7℃以上)があった瞬間にだけ発作的に出て、温度に慣れると自然に治まる場合は寒暖差アレルギーの可能性が極めて濃厚です。
Q3:市販の点鼻薬を使えばくしゃみと鼻水は収まりますか?
A3:市販の点鼻薬の中には、即効性を高めるために「血管収縮剤」が含まれているものが多くあります。一時的な鼻づまり解消には効果的ですが、1日に何度も連用したり1〜2週間以上使い続けたりすると、薬効が切れた際に血管が以前より太く腫れ上がる「薬剤性鼻炎」を引き起こし、かえって症状が悪化するリスクがあります。連用は避け、医師の処方によるステロイド点鼻薬を使用することが推奨されます。