Q1:帯状疱疹を一度発症したら、何年くらい再発しない期間が続きますか?
A1:発症直後からおよそ1〜2年間は、体内で作られた強力な獲得免疫によって再発する可能性は極めて低いです。しかし、発症から3年を過ぎると免疫機能が徐々に薄れ始め、4〜5年を超えると再発リスクが再び本格化します。治癒から3年以上が経過している場合は、過去の罹患歴に関わらず警戒を怠らないことが大切です。
Q2:2回目にかかった場合、初回と同じ場所に湿疹が出ますか?
A2:同じ場所に出るとは限りません。むしろ、初回とは異なる神経節の領域(反対側の脇腹、背中、首、顔面など)に出るケースが非常に多く報告されています。前回と部位が異なるからといって帯状疱疹の可能性を否定せず、左右どちらか片側に帯状のピリピリ感や痛みが生じた場合は速やかに皮膚科を受診してください。
Q3:過去に帯状疱疹にかかった人でも、予防ワクチンを接種する意味はありますか?
A3:極めて大きな意義があります。治癒後に減衰してしまった免疫を人為的に再強化(ブースター)し、2回目の再発リスクを劇的に引き下げることができます。特に不活化ワクチン(シングリックス)は過去の感染経験者に対しても約9割の発症予防効果を示します。完治から約1年程度を目安に主治医へ相談することをおすすめします。