SNSやネット掲示板上では「ドラッグストアの市販カラー剤でセルフローズピンクに染めたら失敗した」という声が定期的に話題に上がります。知恵袋や美容系スレッドを精査すると、「想像以上に赤黒くなってしまった」「根元だけ金髪っぽく浮いて毛先が染まらなかった」というトラブルが目立ちます。
市販のセルフカラー剤は、誰の髪でも染まるようアルカリ剤の濃度が高めに設計されており、なおかつ配合されたブラウン染料の赤みが非常に強く作られています。これによって地毛のメラニン色素が過剰に削られ、次にサロンで透明感カラーを入れたくなった際、「赤染料の残留」が邪魔をして希望通りのトーンアップができなくなるリスクを孕んでいます。
市販カラー剤を使用する場合は、全体を一気に染めるのではなく、美容室で入れたインナーカラーの退色部分へのポイント補給にとどめるか、染料の残留が少ないカラーバターやカラートリートメントを選ぶのが賢明です。髪全体の質感を損なわずに絶妙なローズピンクの透け感を出すには、プロの手による薬剤調合と塗布の塗り分けが欠かせません。