福岡発の海外渡航において最大の恩恵を受けているのが、韓国および台湾路線です。福岡ソウル直行便運航状況は、大韓航空やアシアナ航空といったFSC(フルサービスキャリア)に加え、チェジュ航空、ティーウェイ航空、ジンエアー、エアプサンといった韓国系LCCが熾烈なシェア争いを繰り広げています。福岡から釜山までは約50分、仁川までも約1時間30分と、東京へ国内線で飛ぶのと変わらない時間感覚です。
さらに注目すべきは、激戦区となっている福岡台北直行便LCC比較の動向です。台湾路線では、タイガーエア台湾をはじめとするLCC陣営と、エバー航空、チャイナエアライン、そしてラグジュアリーな機内サービスで話題のスターラックス航空(星宇航空)が真正面からぶつかり合っています。
「荷物預け入れがなく、身軽な2泊3日旅ならタイガーエア台湾のセールを狙えば往復2万円台前半で台北に行ける。一方で、機内食や受託手荷物23kg込みの安心感を求めるならスターラックスやエバー航空の早期割引がコスパ最強」というのが、現場の旅行通の間で一致している評価です。福岡空港は市内中心部から地下鉄で十数分という立地であるため、早朝便や深夜便でも公共交通機関やタクシーで無理なく空港へアクセスできる点が、LCCの使い勝手を日本一高いレベルへと押し上げています。