欧米諸国だけでなく、近隣のアジア地域においても男性美のスタンダードは劇的な変革を遂げています。アジアでイケメンが多い国として筆頭に挙げられるのが韓国です。K-POPや韓国ドラマの世界的な躍進を契機に、アジア系男性の魅力に対するグローバルな認識は一変しました。
韓国における美の追求は、単なる流行にとどまらず、社会的な必須スキルとして位置づけられています。韓国男性の美容意識と人気の背景には、外見管理(クァンリ)を自己規律の証拠とみなす厳しい実力主義の空気感があります。男性向けのスキンケア市場規模は世界トップクラスであり、日焼け止めやBBクリームの使用、定期的な美容皮膚科での施術、パーソナルトレーニングによる身体づくりは、20代から30代の男性にとってごく自然な身だしなみの一部です。
現地ソウルの弘大(ホンデ)や江南(カンナム)を歩けば、180cm近い長身に引き締まった肩幅、陶器のように乱れのない素肌を持つ男性が数多く見受けられます。生まれ持った容姿に依存するだけでなく、後天的な努力と自己投資によって磨き上げられた「清潔感の極致」こそが、韓国人男性が国際的な支持を集める最大の要因です。