食前の脂肪燃焼効率が高い一方で、注意しなければならないのが「筋肉の分解(カタボリック)」です。完全な飢餓状態や極度の空腹状態で有酸素運動を続けると、エネルギー不足を補うために体は筋肉のアミノ酸を分解して糖を作り出す「糖新生」を起こしてしまいます。
筋肉量が減少すると基礎代謝が低下し、中長期的に見て太りやすく痩せにくい体質へ傾くリスクがあります。また、極端な低血糖状態での運動はめまいやふらつきを引き起こし、転倒や体調不良の原因にもなりかねません。
このリスクを回避するためには、完全に胃が空っぽの状態で挑むのではなく、運動の15〜30分前に少量のBCAA(分岐鎖アミノ酸)やバナナ半分、常温の水などを補給してからスタートするのが安全です。