車の部位名称を図解解説!修理見積もりで困らない外装・内装パーツの基礎

車の部位名称を図解解説!修理見積もりで困らない外装・内装パーツの基礎

車の部位名称を図解解説!修理見積もりで困らない外装・内装パーツの基礎にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

自動車事故や自損トラブルにおける損保ジャパンや東京海上日動などの事故受付デスク、および民間の板金修理工場の現場では、ユーザー側の曖昧なパーツ呼称に起因するトラブルが日常的に起きています。

「バンパーをぶつけただけ」という証言の裏に潜む落とし穴

首都圏の大手板金塗装チェーン店でフロントチーフを務める関係者は、現場取材に対して次のように実情を打ち明けます。

「お客様から電話で『低速で柱にバンパーを擦っただけなので、一番安いクイック板金でお願いしたい』と言われて現車を確認すると、バンパーが強く押し込まれた勢いで隣のフロントフェンダーが盛り上がり、さらにヘッドライトの取り付けステー(爪)が根元から割れているケースが極めて多いのです。バンパー自体は復元力のある樹脂製なので衝撃後に元の形状へパコッと戻ってしまい、軽微な傷に見える。しかし内部のリーンフォースメント(金属製補強材)や骨格は曲がっている。結果的にお見積もりが3万円の予想から20万円超になり、『なぜそんなに高いのか』と不信感を持たれてしまうのが最も苦しい場面です」

また、インターネット上の相談プラットフォーム(Yahoo!知恵袋や愛車コミュニティCartuneなど)でも、同様の認識ギャップに起因する悲鳴が散見されます。

「通販で『フェンダー』と記載された中古パーツを落札したら、届いたのは前輪用だった。自分が欲しかったのは後ろのクォーターパネルだったが、出品者には後ろも『リアフェンダー』と書かれていて間違えた」(30代男性・セダンオーナー)

このように、車体各部位の正確な呼び分けや、前後・内外の構造境界をユーザー自身が把握していないと、補修部品の手配ミスや保険会社への事故状況報告での食い違いといった実害に直結します。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。