スリラーバークでの一連の出来事は、ゾロというキャラクターの根底にある「副船長としての責任感」を如実に物語っています。麦わらの一味には公式な副船長という役職は置かれていませんが、いざという時に一味の屋台骨を支え、命を張って船長を守るゾロの立ち位置を決定づけたのがこの事件でした。
また、自らの命を差し出そうとしたのはゾロだけではありませんでした。直前にはサンジも自らの命を身代わりに差し出そうと割り込んでいましたが、ゾロはサンジを気絶させて守り、すべての負荷を独りで背負いました。お互いに反目し合いながらも、根底では命を預け合える関係性がこの刹那のやり取りに凝縮されています。