Q1:前の段階でつまずいた場合、大人になってからやり直すことは可能ですか?
A1:十分に可能です。エリクソンの発達段階は不可逆なレールではなく、後の段階で良好な人間関係やパートナーシップ、適切なカウンセリングを経験することにより、未解決だった「基本的信頼」や「自律性」を再構築できるとされています。人生のどの地点からでも心の修復は行えます。
Q2:看護師国家試験で最も狙われやすい発達段階はどこですか?
A2:特に頻出なのは「学童期(勤勉性対劣等感)」と「成人期/壮年期(世代性対停滞)」、そして「青年期(自我同一性)」です。小児看護や老年看護の出題範囲と直結するため、年齢区分と危機のキーワードをセットで確実に押さえておく必要があります。
Q3:第7段階の「世代性(ジェネラティビティ)」は、子どもを持たない人は達成できないのですか?
A3:決してそうではありません。エリクソンが提唱する「世代性」とは、自らの実子を育てることだけでなく、仕事を通じた後輩の育成、芸術や学術の創造、地域社会活動への貢献など、「自らのエネルギーを使って次の世代に有益なものを遺すこと」全般を指します。