現場取材および地域住民へのヒアリング調査を行うと、海老名駅西口に対する評価の高さと同時に、日常使いにおける実態が浮かび上がってきます。
治安面に関しては、神奈川県警の公開犯罪統計や住民口コミを見ても「極めて良好」との声が支配的です。歓楽街的な要素が色濃い古い繁華街とは異なり、西口は風俗店やパチンコ店などの立地が厳格に制限された用途地域設定となっています。夜間でもLED街灯が明るく歩行者デッキを照らし、見通しの良い直線道路が多いため、塾帰りの子どもや夜遅い帰宅の女性からも「安心して歩ける」と高く評価されています。
一方、住民のリアルな声として挙げられるのが「休日の交通量と人の集中」です。地元住民のAさん(30代・ファミリー層)は次のように語ります。
「買い物も通院もすべて駅前で完結するので、平日の生活満足度は満点に近いです。ただ、土日祝日の昼前後は、圏央道の海老名IC方面からららぽーとへ向かう車で周辺道路が一部渋滞します。車を出す時間帯を工夫するなど、地元ならではの立ち回りが必要です」
また、駅利用者の動線についても知っておくべきポイントがあります。小田急線・相鉄線の改札口からJR相模線のホームおよび西口広場までは、連絡デッキを歩いて約3〜4分の距離があります。フラットな屋根付き通路であるため雨に濡れる心配はありませんが、「3路線が同じ改札口に並んでいるわけではない」という物理的な距離感は把握しておくべきでしょう。