Jリーグの名門・川崎フロンターレでキャプテンとして数々のタイトルを掲げ、黄金期を支えた谷口彰悟。30代を迎えてからの海外挑戦は、多くのサッカーファンに強烈なインスピレーションを与えた。カタールのアル・レイヤンを経て、ベルギーのシント=トロイデンVVへ移籍すると、その統率力と確かな足元の技術で瞬く間に守備陣の要となった。
海外での一人暮らしや過酷な移動、文化の違いに対応する過密日程の中で、アスリートの精神的支柱となる存在の重要性は増すばかりだ。過去にJリーグの黄金時代を築いた経験を持ちながらも、異国の地で孤軍奮闘する彼の生活基盤を誰が支えているのか。欧州での拠点を固める動きと並行して、私生活での安定を求めるタイミングが刻一刻と近づいているとの見方は、現地メディア関係者の間でも度々話題に上っている。