ネット上の情報まとめサイトでは「入場無料!気軽に行ける週末イベント」といった文言が並びますが、現場の実態は決して気軽ではありません。ここには2つの大きな盲点が存在します。
第1の盲点は、「待機インフラの欠如」です。無料の夏祭りや地域フェスティバルは、有料の音楽フェスのように大規模な救命テントや十分な仮設トイレ、給水ステーションが用意されていないケースが目立ちます。屋台でかき氷や冷飲料を購入するだけでも30分以上の炎天下行列を強いられ、熱中症搬送されるリスクが跳ね上がります。
第2の盲点は、「リアルタイム混雑情報のタイムラグ」です。SNS上で「空いている」「今ならすぐ入れる」という投稿が拡散された瞬間、30分後には数千人が殺到して阿鼻叫喚の過密状態へと変貌します。ネット上の口コミを鵜呑みにせず、現地の収容規模と公共交通の輸送能力を冷静に見極める必要があります。