ネイビーを扱う上で、グラフィックデザイナーやDTPオペレーターが最も警戒するのが「印刷時の赤転び・黒濁り」です。ネット上で拾ったHEXコードをIllustratorやPhotoshopで安易にCMYK変換すると、重大な印刷事故に繋がります。
RGBのネイビー(特にBの値が高い鮮烈なネイビー)は、CMYKの表現可能色域(ガモット)を大きく超えています。自動変換をかけると、マゼンタ(M)が過剰に配合され、印刷仕上がりが「赤黒い紫色」や「ただの薄汚れた黒」になってしまうのです。
印刷で濁らないネイビーCMYKの鉄則配合:
- 鮮やかさを残すネイビー:C: 100% / M: 80% / Y: 10% / K: 10%
- 重厚なダークネイビー:C: 100% / M: 90% / Y: 20% / K: 45%
- 紫かぶりを防ぐポイント:Cyan(シアン)に対してMagenta(マゼンタ)の数値を「-15%〜-20%」低く保つことで、赤転びを防ぎ、すっきりと冴えた美しい紺色を紙面上で再現できます。