2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」としてユネスコ(UNESCO)の世界文化遺産に登録されて以降、保全と活用の調和が最優先課題となっている。信仰の場としての神聖さを保ちつつ、持続可能な観光をいかに実現するかという試みだ。
これに対し、文化庁は地元自治体や地域住民と連携し、過度な観光地化による環境破壊を防ぎながら歴史的価値を正しく伝えるインフラ整備を支援する。地域経済を再構築する文化観光産業としての発展を図りながらも、訪れる人々が静寂の中で歴史の深みに触れられる質の高い体験の提供が各地で展開されている。