この鉄壁の栄養管理は、一朝一夕で完成したわけではない。若き日に北海道日本ハムファイターズへ入団した当時、彼はまだ線が細く、プロの過酷な連戦に耐えうる身体を作る必要があった。当時のチームスタッフによる指導のもと、徹底した増量期を経験。「食べることも仕事の一部」として、吐き気を催すほどの量を消化しながら、基礎となるバルクアップを果たした経緯がある。
海を渡りメジャーリーグベースボールへと挑戦の場を移して以降、その食事法は「質」の追求へと劇的に深化を遂げた。かつての単なるカロリー摂取から、炎症抑制と疲労回復、筋肉量の維持に特化した精密なプログラムへと移行。現在所属するロサンゼルス・ドジャースでも、移動中の機内食から遠征先のホテルでの個食に至るまで、パーソナライズされたメニューが用意されている。