大阪のシーンを語る上で、爆音を叩き出すサウンドシステムの存在を外すことはできない。その頂点に君臨するのが、RED SPIDERのプロデューサー兼セレクター、Juniorだ。彼が組み上げる壁のようなスピーカー群から放たれる低音は、物理的に骨を揺らし、身体の芯まで震わせる。
カエルスタジオミュージックを牽引する彼の仕掛けは、常に時代の先を行く。最新の機材と泥臭いジャマイカ仕込みのダブプレートが織りなす空間は、まさに圧巻の一言。一度その低音の渦に飲み込まれれば、他のライブでは満足できない身体になるとファンは口を揃える。野外のみならず、都市型の大型ホール公演でもそのサウンドシステムスピリットは遺憾なく発揮されている。