映画『ちはやふる』袴姿の魅力を解剖!卒業式で映える着こなし術

映画『ちはやふる』袴姿の魅力を解剖!卒業式で映える着こなし術

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作品を象徴するビジュアルといえば、主演の広瀬すずが演じた主人公・綾瀬千早の眩しいばかりの姿だ。彼女が身に纏う大柄の花模様が施された着物と、きゅっと帯を締めた深色の袴のバランスは絶妙の一言に尽きる。

千早のスタイリングにおける最大の魅力は、古典的な力強さと青春映画ならではの爽やかさの両立だ。袖口から覗く動きのしなやかさを際立たせるため、着物の裄丈や丈感、帯の結び位置には細やかな工夫が凝らされている。胸元をすっきりと見せる衿の合わせ方、動き回っても崩れない力強い腰回りの補正技術。これらは単なる見た目の美しさだけでなく、競技かるたの激しい立ち回りに耐えうる実用性から生まれた着こなしテクニックなのだ。赤や黄色といった主役級の差し色を効かせつつ、足元の袴で全体の印象をグッと引き締めるカラーチェンジの手法は、現代の和装スタイリングにおける黄金律となっている。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。