茨城県立高等学校入学者選抜を突破するうえで、避けて通れないのが内申点との兼ね合いだ。当日の学力検査で高得点を叩き出せば逃げ切れるという甘い見立ては通用しない。調査書の評定合計と試験本番の点数が組み合わさる総合評価システムにおいて、内申のビハインドを当日点で覆すには相当な偏差値の開きが必要になる。
学校生活の積み重ねが試される内申点は、中学1年次からの評価が累積する。中3の秋から慌ててテストの点数を伸ばしても、調査書点でのハンデが重くのしかかる受験生は少なくない。模擬試験の結果表に記載される合格可能性は、この内申点を加味して算出されるため、実力相応校であっても厳しい判定が下される場合がある。
内申に不安を抱える生徒が取るべき戦略は一つしかない。テストで出題される全分野の基礎を徹底的に固め、失点のリスクをゼロに近づけることだ。当日の500点満点中、どこで何点を確実に上乗せできるか。冷徹なシミュレーションと逆算の学習計画が不可欠となる。