近年のテレビ視聴スタイルとして定着した見逃し配信TVerですが、映画コンテンツに関してはドラマやバラエティ番組と大きく扱いが異なります。「地上波でやっていた映画をTVerで後から観ようとしたら配信されていなかった」という経験をした読者も多いのではないでしょうか。
現状、洋画の多くは海外配給会社とのグローバルな配信独占契約(Netflix、Amazon Prime Video、Disney+など)が優先されているため、地上波の無料見逃し配信枠に権利を開放することは極めて稀です。テレビ局が保有しているのはあくまで「地上波リニア放送の権利」であり、インターネットでの同時配信やキャッチアップ配信(見逃し配信)の権利は別個の契約として巨額のコストが発生するためです。
ただし、局が製作委員会に深く出資している邦画作品や国内アニメ映画については、放送後1週間限定でTVerでの無料見逃し配信が実施されるケースが徐々に増えてきました。観たい作品が配信対象かどうかは、放送前に番組公式サイトやSNSの告知で確認しておくのが賢明です。