古古古米を手にした場合、いくつかの工夫で劇的に食べやすくなる。専門家の知見と実践者の声を統合すると、以下の方法が有効だ。
まず精米について。可能であれば、玄米の状態で購入し、食べる直前に精米するのが最も効果的だ。精米したての米は、糠層が取り除かれた直後で酸化が始まる前のため、古古古米特有の臭いが大幅に軽減される。精米機がない場合は、精米日が新しいものを選ぶことが重要になる。
次に炊飯。通常の水加減より1〜2割ほど水を増やすと、パサつきが和らぐ。炊飯器に「古米モード」がある場合はそれを選ぶ。ない場合は、浸水時間を長めに取り、少量の日本酒(米1合に対して小さじ1程度)を加えると風味が改善される。塩をひとつまみ入れる方法も有効だ。
調理法では、炊き込みご飯、チャーハン、ピラフ、ドリア、リゾット、カレーなど、味付けが濃いめの料理が最も相性が良い。逆に、寿司やおにぎり、白飯としての提供には向かない。
業務用の現場では、古古古米をカレー店や定食屋のライスとして使う動きが2026年から加速している。コスト高が続く中、味付け料理の土台として割り切って使う判断が広がっているのだ。