めいちゃん死亡説を完全に打ち砕く決定的な公式作品が存在します。それが、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室「土星座」でのみ限定上映されている短編アニメーション映画『めいとこねこバス』(上映時間約14分、宮崎駿原作・脚本・監督)です。
本作は『となりのトトロ』の正統な後日談として制作されました。物語は、メイがある日自宅の庭で奇妙なつむじ風と出会うところから始まります。そのつむじ風の正体は、まだ幼い「こねこバス」。メイは部屋に入り込んだこねこバスにキャラメルをあげて心を通わせ、やがて夜の森へと特別な冒険に出発します。
森の奥では、かつて出会った大きなトトロや、巨大な「おばけネコバス」など無数の森の精霊たちが集う幻想的な集会が描かれます。メイは満面の笑みでこねこバスと駆け回り、夜明けとともに無事に我が家へと帰還します。
この短編において、メイは本編から少し成長した姿で、変わらぬ元気さと好奇心を発揮しています。宮崎駿監督自身が「メイのその後の物語」として描き下ろした本作の存在こそが、メイが生き生きと未来を歩んでいる何よりの動かぬ証拠です。