ランキング発表日(通常は上半期が7月中旬、下半期が12月中旬)を迎えると、Xのトレンドランキングは関連ワードで埋め尽くされます。「#ViVi国宝級イケメンランキング」「#〇〇くん1位おめでとう」といった祝福の投稿が数万件単位で投稿され、熱狂は最高潮に達します。
SNSやネット掲示板、ファンコミュニティで交わされるリアルな声を分析すると、ファンの心情は多面的です。
「自担(推し)がNOW部門で1位を取った瞬間、これまでの努力が報われた気がして涙が出た。雑誌の表紙も決まって本当に誇らしい」(20代女性ファン)
「NEXT部門からずっと応援していた俳優が、ついにNOW部門でトップ5入り。現場で見ていた成長が数字として証明されて嬉しい」(30代女性ファン)
一方で、過熱する競争に対する葛藤や疲弊の声も散見されます。
「毎日のように投票を呼びかける空気に少し疲れてしまうこともある。ビジュアルの順位づけに過度に一喜一憂しすぎるのは健全ではないかも」(20代女性ファン)
「組織票の強さばかりが注目されて、本当に一般受けしている俳優が下位に沈むのを見ると、ランキングの難しさを感じる」(40代女性ファン)
現場観察取材を通じて浮かび上がるのは、ランキングがタレント本人にとってもファンにとっても「大きな名誉」であると同時に、ある種のプレッシャーを生み出す二面性を持っているという現実です。