赤司征十郎の代名詞とも言えるチート能力が「天帝の眼(エンペラーアイ)」です。この能力は単なる超能力ではなく、人間の身体構造と反射運動を極限まで見抜く観察眼の極致です。
相手の微細な筋肉の収縮、呼吸の乱れ、重心の移動、視線の動きを瞬時に読み取り、「相手が次に起こす行動を完全に予知」します。これにより、相手の攻撃を紙一重でスティールし、守備ではコースを完全に先回りしてシャットアウトします。
この「天帝の眼」をドリブルに応用した必殺技が「アンクルブレイク」です。相手が体重を預けた瞬間に逆方向へと鋭い切り返しを行うことで、相手の足首の重心バランスを強制的に崩し、文字通りコート上に崩れ落ちさせます。相手ディフェンダーが自らひざまずいたように見える光景は、作中でも読者に強烈な絶望感とインパクトを与えました。