鈴鹿といえばモータースポーツの印象が先行しがちだが、2026年現在のこのエリアは、多種多様な競技が年中楽しめる「オールラウンド・スポーツシティ」としての色合いを強めている。体育館でのバドミントンや卓球の全国大会、テニスコートを埋め尽くすジュニア世代の選抜戦、さらには弓道場や武道館での厳かな演武まで、敷地内では常に異なるドラマが同時進行しているのだ。
県外からの遠征合宿や観戦ツアーの受け入れ態勢も一段と洗練された。近隣のホテルや温浴施設、飲食店が連携し、大会スケジュールに合わせた特別プランや観光周遊パスを提供。レースシーズン以外にも安定した人流が生まれており、スポーツを軸にした地域経済の好循環が見事に機能している。