堀北真希と山本耕史の交際0日婚は、単なる衝動的なスピード婚ではありません。その背景には、約6年間に及ぶ山本の執念とも言えるアプローチと、段階的な信頼の積み重ねが存在していました。
2人の最初の接点は、2009年のフジテレビ系ドラマ『アタシんちの男子』での共演です。当時から堀北のストイックな姿勢と凛とした佇まいに惹かれていた山本は連絡先を尋ねたものの、教えられたのは所属事務所の代表電話番号でした。続く2010年のスペシャルドラマ『わが家の歴史』では夫婦役を演じ、撮影打ち上げで山本が「みんなで飲みに行こう」と誘っても「行きません」と即答されるなど、鉄壁のガードに阻まれ続けました。
決定的な転機となったのが、2015年5月の舞台『嵐が丘』での共演です。激しい愛憎劇で恋人役(キャサリンとヒースクリフ)を演じるにあたり、山本は堀北の心を開くため、自らの想いや役作りのアドバイスを綴った手紙を毎日のように楽屋へ届けました。その数は千秋楽までに約40通に達したと、山本自身が後のテレビ番組で明かしています。
千秋楽の夜、ようやく連絡先を交換できた山本は、堀北が仕事で京都へ向かう新幹線の便を直感で推測。偶然を装って同じ新幹線に乗り込み、指輪を差し出しながら「交際じゃなく、結婚しましょう」と告げました。当時26歳だった堀北と38歳だった山本。12歳の年齢差を越え、徹底した誠意と覚悟を見せ続けた山本のアタックが、堀北の心を動かした瞬間でした。