藤澤五月選手が巻き起こした最大のサプライズといえば、ボディメイクコンテスト「FWJ MOLA CUP」のビキニクラスへの電撃出場でした。それまでのふんわりとした柔らかいビジュアルから一転、極限まで体脂肪を削ぎ落とし、褐色に輝く肌とバキバキに割れた腹筋(シックスパック)、隆起した背筋を披露した姿は、メディア各社やSNSでトレンドを独占しました。
一部で囁かれた「激やせによる体調不安説」は完全な誤解です。真相は、約3ヶ月間にわたる計画的なパーソナルトレーニングと厳格なPFCバランス管理(高タンパク・低脂質食)による、トップアスリートならではの肉体改造でした。出場理由について本人は、以前からフィットネス系YouTuberやコンテスト選手のストイックな姿勢に興味を抱いており、「オフシーズンを利用して自分の身体がどこまで変わるのか極限を試してみたかった」と明かしています。
もちろん単なる趣味の領域にとどまらず、カーリングの生命線である「ストーンの投球姿勢をブレさせない体幹の安定性」や「スイープ時における爆発的な筋出力」を底上げするフィジカルトレーニングの一環という確固たる狙いがありました。コンテストでは初出場ながらノービス3位・オープン2位という快挙を達成。その後はカーリングの実戦シーズンに向けて適切な筋量を維持しながら体重を戻し、氷上でさらなる力強さを発揮しています。