1985年9月3日生まれの梶裕貴は、東京都に生まれ埼玉県坂戸市で育ちました。高校時代に声優養成所への入所オーディションに合格し、現在も所属するヴィムス(VIMS)にて着実に実力を磨き上げました。2004年にゲーム作品で声優デビューを果たして以降、透明感のある少年声から狂気を孕んだ青年の叫びまで、幅広いレンジをこなす才能を開花させていきます。
そのキャリアにおける最大のメルクマールとなったのが、第7回(2013年)および第8回(2014年)の声優アワードにおける2年連続の主演男優賞受賞です。これは同アワードの歴史上初の快挙であり、業界内における彼の絶対的な信頼と市場価値を決定づける出来事となりました。
自著『いつかすべてが君の力になる』でも明かされている通り、下積み時代にはオーディションに落ち続け、葛藤の日々を過ごした過去を持ちます。「選ばれなかった悔しさを、次の役への燃料に変えてきた」という泥臭い努力の積み重ねが、今日の揺るぎない演技力の土台となっています。