大手クチコミサイトやSNS、Q&Aプラットフォームの投稿を精査すると、「赤ニキビが一晩で引いた」「毛嚢炎の腫れがすぐ治まった」という絶賛の声がある一方、「数日塗っても全く効かない」「余計に赤くなった」という不満の声も一定数存在します。このギャップはどこから生まれるのでしょうか。
編集部の取材および薬理分析により、「効かない」と訴えるユーザーには共通する3つの盲点が存在することが判明しました。
第一の原因は「原因菌のミスマッチ」です。ニキビの元凶であるアクネ菌や、毛嚢炎の表皮ブドウ球菌には強力に効きますが、毛穴のブツブツが「マラセチア毛包炎」や「ウイルス性のヘルペス」であった場合、クロマイN軟膏の抗生物質は一切作用しません。
第二の原因は「耐性菌の出現と長期連用」です。抗生物質入りの軟膏を日常的に常用したり、1週間以上ダラダラと塗り続けたりすると、薬剤に対して抵抗力を持った耐性菌が生み出され、効果が激減します。
第三の原因は「塗布環境と油分による毛穴詰まり」です。クロマイN軟膏はワセリン基剤のしっとりとした軟膏であるため、皮脂分泌が極めて盛んな部位に広範囲に塗り広げると、油分が毛穴を塞いでしまい、かえってアクネ菌の温床を作ってしまう皮肉な事態を引き起こします。