定番のちくわの磯辺揚げだけでなく、具材を組み合わせることでメインおかずやお酒の肴へと進化します。家庭で手軽に再現でき、満足度の高い2大人気アレンジを紹介します。
1. とろけるコクが広がる「チーズちくわ天」の流儀
ちくわの空洞にチーズを詰めて揚げるチーズちくわ天は、世代を問わず絶大な支持を集める定番です。しかし、「揚げている最中にチーズが溶け出して油が跳ねる」という失敗が多発します。
これを防ぐ鉄則は、溶けにくいプロセスチーズ(棒状のおつまみチーズ等)を使用することと、両端にしっかりと打ち粉と衣を密着させることです。ピザ用シュレッドチーズのような加熱溶解性の高いナチュラルチーズは避け、ちくわの長さに合わせたプロセスチーズを隙間なく詰め込みます。大葉(青じそ)を内側または外側に巻き込んでから衣をつけると、爽やかな風味が加わり、脂っこさを完全にリセットしてくれます。
2. 屋台風のパンチが効いた「紅生姜ちくわ天」の刺激
関西のうどん店や居酒屋で定番の紅生姜ちくわ天は、ちくわの甘みと紅生姜の鮮烈な酸味・辛味が絶妙な調和を生み出します。みじん切りまたは千切りの紅生姜の水気を固く絞り、衣液に直接混ぜ込んで揚げるだけで完成します。鮮やかな赤と緑のコントラストは、お弁当の彩りとしても極めて優秀であり、出汁の効いたうどんのトッピングに乗せれば汁に酸味が溶け出し、最後の一滴まで飽きずに楽しめます。