良かれと思って選んだ髪型が、なぜか実年齢以上に老けた印象を与えてしまう背景には、加齢に伴う髪質と骨格の変化があります。60代老けて見える髪型理由を分析すると、共通しているのは「髪のツヤの減少」「毛根の立ち上がりの弱さ」「フェイスラインの下垂」という3大要素を視覚的に強調してしまっている点にあります。
美容師歴20年以上のベテランスタイリストたちの現場証言によると、代表的な60代やってはいけないNGヘアには明確な特徴が存在します。まず挙げられるのが、手入れの行き届いていない「ワンレングスのロングヘア」です。毛先に向かって重力がかかるロングスタイルは、頭頂部の毛根を引っ張り、トップのペタつきと分け目の地肌露出を助長します。さらに、毛先のパサつきが目立ちやすいため、疲れた印象を与えがちです。
次に注意したいのが「直線的すぎる重めパッツン前髪」です。おでこのシワを隠そうとする意図が裏目に出て、目元のたるみやくぼみに強い影を落とし、不自然な若作り感を強調してしまいます。また、後頭部の丸みがない「平坦なボブ」や、昭和の時代を彷彿とさせる「強すぎるチリチリパーマ」も、輪郭の下垂を強調し、実年齢以上に老け込んで見える原因となります。