ギランバレー症候群の有名人一覧!壮絶闘病と奇跡の復帰・後遺症の現在

ギランバレー症候群の有名人一覧!壮絶闘病と奇跡の復帰・後遺症の現在

ギランバレー症候群の有名人一覧!壮絶闘病と奇跡の復帰・後遺症の現在の全貌を詳しく解説してご紹介します。

ギラン・バレー症候群は、年齢や体力を問わず突然襲いかかる末梢神経の急性自己免疫性疾患です。ここでは、公の場で発症を告白し、壮絶なリハビリと向き合ってきた代表的な有名人の足跡と、現在のリアルな姿に迫ります。

芳根京子|中学時代に発症、1年の闘病を乗り越え国民的女優へ

NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインを務め、数々のドラマや映画で圧倒的な存在感を放つ芳根京子さん。彼女は中学2年生(14歳)の当時、突如として手足に力が入らなくなる異変に見舞われ、ギラン・バレー症候群との診断を受けました。

発症当時は自力で歩行することが困難になり、約1年間にわたって学校を休学・療養する過酷な生活を強いられました。当時の手記やインタビューにおいて彼女は、「病気を経験したことで、当たり前の日常がどれほど尊いかを知り、人の痛みに寄り添える心が育まれた」と述懐しています。懸命な治療とリハビリによって後遺症を残すことなく完全克服・復帰を果たし、その強靭な精神力は現在の多忙な女優活動を支える確固たる土台となっています。

大原麗子|昭和の大女優を襲った再発と孤高の闘病生活

昭和を代表する大女優として絶大な人気を誇った大原麗子さんは、1975年(当時29歳)の絶頂期にギラン・バレー症候群を発症しました。手足の麻痺や激しい倦怠感に襲われ、芸能活動の一時休止を余儀なくされました。

約1年の休養を経て奇跡的な復帰を遂げたものの、後年になって慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)に類する再発性の神経症状や重度の後遺症に長年苦しめられることとなります。公の場で見せた気品あふれる笑顔の裏で、身体の自由が奪われていく恐怖と孤独に立ち向かい続けた彼女の生き様は、多くの人々の胸に深く刻まれています。

中村うさぎ|ICUでの心肺停止危機から執筆活動へ執念の生還

作家・エッセイストの中村うさぎさんは、2013年に手足の激痛と全身の筋力低下で倒れ、緊急入院となりました。一時は心肺停止に陥りICU(集中治療室)で人工呼吸器を装着するなど、生死の境をさまよう極限状態を経験しています。

自己免疫系が自身の神経を攻撃する病態の中で、ギラン・バレー症候群やそれに類する難治性神経疾患との闘いが続きました。過酷なリハビリを経て車椅子生活から徐々に回復し、自らの闘病体験を生々しく綴ったエッセイを発表。身体的なハンディキャップを抱えながらも、持ち前の鋭い観察眼と言論活動で現在も発信を続けています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。