春日部共栄高校の高校入試において、学力軸の中心となるのが特進コースE系(Excellence)と選抜コースS系(Standard)の2系統です。最新の模試データにおける春日部共栄高校の偏差値は、最難関国公立大学や早慶上理を目指す特進コースE系が偏差値67〜69、GMARCHや上位国公立大学をターゲットにする選抜コースS系が偏差値62〜64のレンジに位置しています。
埼玉県内の高校受験において合否の事実上の分水嶺となるのが、秋以降に実施される個別相談会です。ここで提示される春日部共栄高校の確約基準(入試相談の目安)は、主に中学3年生の7月以降(第3回〜第7回)に受験した北辰テストの偏差値上位2回の平均値、あるいは中学校の通知表(内申点)をベースに判定されます。
関係者への取材および最新の入試相談資料によると、併願の場合における春日部共栄高校の北辰テスト目安は以下の水準が基準線となります。
- 特進コースE系(併願):北辰テスト上位2回平均で偏差値67.5〜68.0以上(単願の場合は約65.0〜66.0)
- 選抜コースS系(併願):北辰テスト上位2回平均で偏差値62.5〜63.5以上(単願の場合は約60.0〜61.0)
なお、英検準2級・2級の取得実績や生徒会活動、部活動における県大会以上の実績に対しては、偏差値への加点優遇措置が講じられるケースがあります。埼玉県の私立高校入試特有の仕組みにより、事前の個別相談で基準をクリアした受験生が出願するため、一般入試の春日部共栄高校の入試倍率は実質1.0〜1.1倍前後で推移します。ただし、確約相談を経ないフリー受験の難易度は極めて高いため、秋の個別相談会での基準クリアが実質的な必須条件となっています。