東海道新幹線は開業から60年以上が経過しており、盛土区間や河川を渡る橋梁など、自然災害の影響を受けやすい構造が一部に残る。南アルプスをトンネルで貫くリニア中央新幹線の全線開通が待たれる中、現在の東海道ルートは依然として日本の東西を結ぶ唯一無二のメインストリートだ。
そのため、河川防波堤の嵩上げや斜面の補強、架線の耐風化工事といった泥臭いハード面の補強工事が現在も昼夜を問わず進められている。ハードの物理的補強と、ソフト(データ・AI予測)の両輪が噛み合って初めて、世界トップクラスの過密ダイヤと安全の両立が成り立っているのだ。