アプリのルーツを辿ると、ソニーのモバイル戦略の変遷が見えてくる。かつて同社が展開していた「Socialife」は、SNSのタイムラインとニュースフィードを統合した試みだった。しかし、情報過多が社会問題化する中で、ユーザーが真に求めたのは「必要な情報だけに素早くアクセスできる環境」だった。
ソニーグループ株式会社の最高経営責任者(CEO)を務めた吉田憲一郎氏が推進した「人に近づく」という企業力学は、ソフトウェア領域にも深く浸透している。ユーザーの視線や操作感に極限まで寄り添うアプローチにより、過度なSNS機能を削ぎ落とし、純粋なニュース閲覧とRSSリーダー機能に特化した現在の姿へと生まれ変わった経緯がある。