エッジボイスの正しい出し方|鳴らない理由と呪怨から掴むプロの技

エッジボイスの正しい出し方|鳴らない理由と呪怨から掴むプロの技

エッジボイスの正しい出し方|鳴らない理由と呪怨から掴むプロの技の要点を詳しく解説してご紹介します。

エッジボイスの出し方に悩む方が、最短で感覚を掴むための最も効果的なアプローチが、ホラー映画『呪怨』の効果音を応用した「極小息トレーニング」です。声帯を無理に閉じるのではなく、リラックスした声帯にわずかな息を当てて「プツプツ」と弾けさせる感覚を、以下の3ステップで身につけていきます。

ステップ1:胸から息を完全に吐ききり、深い脱力状態を作る
まず、両肩の力を抜き、首や顎を軽く揺らしながら大きくため息をつきます。「はぁー」と息を吐ききり、肺の中に空気がほとんど残っていない状態を作ります。このとき、喉仏(甲状軟骨)に一切力が入っていないことを指先で軽く触れて確認してください。

ステップ2:息を吸わずに、声帯の隙間から「極小の息」を漏らす
息を吐ききった無防備な状態のまま、息を吸い直さずに、喉の奥をわずかに狭めるイメージを持ちます。そこに、ろうそくの炎を揺らさないほどの微小な呼気をそっと通します。この段階では声を出そうとせず、声帯が合わさるかすかな摩擦感だけを意識します。

ステップ3:『呪怨』の「ア゛……」を途切れた泡のように発音する
かすかな息が通った瞬間に、低音の「あ」の形を口で作ります。「あー」と伸ばすのではなく、炭酸水が弾けるような「プチ、プチ、プチ」という断続的なクリック音を鳴らします。映画『呪怨』の伽椰子が唸る「ア゛ア゛ア゛……」という途切れ途切れの音が出れば成功です。音量はささやき声よりも小さくて構いません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。