手芸愛好家の間で「一度使うと二度と手動に戻れない」と絶賛されるのが、手芸用品の老舗・クロバーが展開する「デスクスレダー(卓上型糸通し器)」です。各種レビューサイトやSNS上での「クロバーデスクスレダーの評判」を分析すると、星5つ中4.6以上という極めて高いユーザー満足度を維持しています。
その機構は、針穴の向きを自動判別するガイドスロットに針を落とし、横の溝に糸を渡してレバーを押し下げるだけで、内部の精密な極細ブレードが糸を針穴の向こう側へ一瞬で押し出すというものです。しかし、ネット上の一部では「全く通らない」「すぐに針が詰まる」という悪評も見受けられます。この評価の乖離を現場で検証したところ、明確な原因が判明しました。デスクスレダーには「厳格な適合針サイズ」が存在する点です。
家庭用の普通針(太さ0.51〜0.89mmの丸穴・長穴針)には完璧に動作しますが、ビーズ針のような極細針、太番手のキルト針、あるいは断面が真円ではない特殊針を使うと、内部ブレードが針穴に噛み合わず誤動作を起こします。説明書に指定された規格内の針を使用している限り、老眼や手のブレに悩む高齢者であっても100発100中の精度を発揮します。
一方で、刺しゅう愛好家や編み物愛好家が直面するのが「太い糸や毛糸の糸通し手順」の難しさです。一般的なスレダーに毛糸や25番刺しゅう糸(6本撚り)を通そうとすれば、ワイヤーは瞬時に千切れます。太い繊維を扱う場合は、ワイヤー型ではなく「ステンレス板に大小のカギ爪が彫り込まれたプレート型スレダー」を選択するのが鉄則です。
専用具がない場合は、「紙の短冊」を使うクラフト技が極めて有効です。メモ帳などの薄い紙を幅4mm、長さ3cmほどに細長く切り、二つ折りにします。その折り目の谷間に毛糸を挟み込み、紙の先端を鋭角にハサミでカットして細い剣先を作ります。その紙ごと針穴に差し込み、反対側から紙を引き抜けば、毛羽立ちやすい極太糸でも一切引っかかることなくスルスルと針穴を通過します。