Q1:ジャムを煮ている最中、皮が固くて口に残らないか心配です。途中で取り出すべきですか?
A1:取り出す必要はありません。すももの皮は加熱が進むと果肉の水分と熱で極めて柔らかくなり、最終的には木べらで簡単に崩れるほどトロトロになります。どうしても皮の繊維感が気になる場合は、加熱前に包丁で細かくみじん切りにしておくか、粗熱が取れたジャムをブレンダーで軽く攪拌すると滑らかなペースト状に仕上がります。
Q2:砂糖の量を極端に減らして(例えば果実の20%以下)、カロリーオフで作ることは可能ですか?
A2:技術的には可能ですが推奨しません。糖度が低すぎるとペクチンのゲル化が起こらずサラサラのジュース状態になる上、浸透圧による防腐効果が著しく低下し、冷蔵保存でも数日でカビが発生します。低カロリーに仕上げたい場合は、市販の低糖度専用ゲル化剤(ペクチン製剤)を使用するか、完成後に1回分ずつ小分けして冷凍保存(約3ヶ月保存可能)してください。
Q3:まだ青くて硬いすももしか手に入りませんでした。すぐにジャムに加工できますか?
A3:青く硬いすももはペクチンが豊富ですが、香りと果汁が少なく酸味が強烈すぎます。常温で2〜3日風通しの良い場所に置いて「追熟」させ、果皮が赤く色づき、甘い香りが漂って指で触れるとわずかに弾力を感じる状態になってからジャムにするのがベストです。
Q4:鍋はテフロン加工のフライパンやアルミ鍋を使っても問題ありませんか?
A4:テフロン加工やセラミック加工の鍋・深型フライパンは問題なく使用できます。ただし、無垢のアルミ鍋や鉄鍋は絶対に使用しないでください。すももに含まれる高濃度のリンゴ酸やクエン酸が金属と化学反応を起こし、鍋の表面を腐食させてジャムに金属臭が移るだけでなく、鮮やかなルビー色が黒ずんで台無しになります。必ずホーロー、ステンレス、またはフッ素樹脂加工の調理器具をご使用ください。