漢和辞典を引く際、多くの人が直面するトラップが「料の部首は米(こめ・こめへん)である」という思い込みです。
結論から申し上げますと、「料」の部首は「斗(と・とます・ますづくり)」です。漢字の部首は、単に左側のパーツ(偏)が自動的に選ばれるわけではなく、その文字の根本的な意味を司る要素が指定されます。
「料」という文字の本質は「米」そのものにあるのではなく、「斗(ひしゃく・ます)を使って分量をはかる」という行為にあります。そのため、意味の主導権を握る「斗」が部首として採用されているのです。学校の漢字テストや漢検(日本漢字能力検定)などでも頻出の引っかけ問題となっており、確実な知識として押さえておく必要があります。