日本整形外科学会は、1926年に「整形外科学に関する研究発表、連絡、提携および研究の促進を図り、整形外科学の進歩普及に貢献し、もって学術文化の発展に寄与すること」を掲げて産声を上げました。2026年は同会にとって創立100周年という歴史的なアニバーサリーイヤーにあたります。
学術界の視線が注がれる日本整形外科学会 学術集会 日程 ニュースとして最大のトピックが、2026年5月21日(木)~24日(日)の4日間にわたり神戸コンベンションセンターで開催される「第99回日本整形外科学会学術総会」です。全国から数千名規模の整形外科医や研究者が集結し、最先端の骨再生医療、ロボット支援手術、AI画像診断の応用など、次世代の運動器治療をめぐる白熱した議論が予定されています。すでに学会内では、翌2027年5月13日~16日にパシフィコ横浜で控える「第100回学術総会」を見据えた記念事業や学術的総括の準備も進んでいます。
組織運営の中枢に目を向けると、日本整形外科学会の理事長や歴代役員の経歴は、東京大学、京都大学、大阪大学、九州大学といった伝統校の主任教授をはじめ、日本の臨床整形外科を牽引してきた重鎮たちが名を連ねてきました。強固な学閥の歴史とアカデミズムの規律が、学術レベルの維持に寄与してきた半面、近年では地域医療の偏在解消や若手・女性医師のキャリア支援といった柔軟なガバナンス改革も急務となっています。
日常の学会運営や会員管理を支えているのが、会員専用システム「JOINTS」です。日本整形外科学会 会員専用ページであるJOINTSでは、専門医の資格更新に必要な研修単位の取得状況管理、症例登録、ガイドラインの閲覧などが一元化されており、デジタル化による厳密な医師評価インフラがすでに標準仕様として定着しています。