『仮面ライダーフォーゼ』を語る上で外せないのが、主人公・如月弦太朗(仮面ライダーフォーゼ)を演じた福士蒼汰との共演関係です。リーゼント頭で「全員と友達になる」と公言する熱血漢の弦太朗に対し、心を開かず計算づくで動く流星。劇中における「光と影」「太陽と月」のコントラストは、そのまま現場での2人の佇まいにもリンクしていました。
当時の制作関係者の証言や特撮誌のインタビューによると、人懐っこく現場を明るく盛り上げる福士蒼汰に対し、吉沢亮は静かに台本を読み込み、役作りにストイックに向き合うタイプだったと伝えられています。特に物語が大きく動く第31話・第32話において、流星が親友のために弦太朗を裏切り、結果として仮面ライダー部に本気で向き合うようになる一連のシリアスな展開は、2人の鬼気迫る演技のぶつかり合いによって名シーンとなりました。
また、本作には清水富美加(城島ユウキ役)、高橋龍輝(歌星賢吾役)、志保(風城美羽役)、冨森ジャスティン(大文字隼役)、坂田梨香子(野座間友子役)、土屋シオン(JK役)、田中卓志(大杉忠太役)、真野恵里菜(美咲撫子役)といった多彩なキャストが集結していました。個性豊かなメンバーが揃う「仮面ライダー部」の中で、吉沢演じる流星が少しずつ仲間として心を許していくプロセスは、視聴者の心を強く揺さぶりました。