青短を語る上で欠かせないのが、東京都渋谷区渋谷4丁目という都心一等地のロケーションです。表参道駅から徒歩数分、骨董通りにも隣接する緑豊かな敷地は、短大生のみならず多くの若者の憧れの地でした。閉校後、このキャンパス跡地の現在はどうなっているのでしょうか。
現地を訪れると、かつて短大の講堂や教室棟として使われていた南西側のエリアは、青山キャンパス再開発の核として劇的な変貌を遂げています。青山学院は創立150周年(2026年)に向けた記念事業計画の一環としてキャンパス内の再整備を推進。旧短大校舎の一部解体と大規模改修が進められ、青山学院大学本体の教育研究棟やグローバル交流スペース、最先端の学術情報発信拠点として有機的に組み込まれました。
かつて短大生が行き交っていたレンガ調のプロムナードは、現在では四大の学部生・大学院生、さらには世界各国からの留学生で賑わっています。物理的な敷地が外部へ売却されることは一切なく、「青山学院の知の拠点」として四大の教育環境拡充に100%還元されたという事実は、卒業生にとっても安心できる帰結と言えます。