レイテ島の激戦と謎の反転|80年の時を超えて甦る真実と現在の姿に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。最新情報を求める方は必見です。
レイテの戦いがどれほど絶望的な消耗戦であったかは、客観的な記録データを見れば一目瞭然である。以下は、日米両軍の投入戦力および損害規模をまとめた戦力比較データである。
項目日本軍の実数・状況米軍・連合軍の実数・状況編集部の分析・評価海上投入兵力
(レイテ沖海戦)艦艇 約67隻
(空母4隻、戦艦9隻含む)
稼働航空機 約300機艦艇 約218隻
(大型空母・護衛空母計34隻)
稼働航空機 約1,500機艦艇数で3倍以上、航空兵力では5倍の圧倒的戦力差。水上艦単独での突破は軍事常識上不可能な水準。海戦における艦艇損失沈没 28隻
(空母4隻、戦艦武蔵含む3隻、巡洋艦10隻など)沈没 6隻
(軽空母1隻、護衛空母2隻、駆逐艦3隻)日本海軍は組織的戦闘能力を完全に喪失。連合艦隊の事実上の終焉を迎えた。地上戦投入兵力
(レイテ島の戦い)陸軍第35軍中心
約84,000名米第6軍中心
約200,000名以上第1師団など精鋭部隊を後から増援(多号作戦)したものの、輸送途中の撃沈が相次ぎ戦力不揃いで逐次投入。地上戦の人的損害戦死・戦病死 約79,000名
(戦死率 約94%)戦死 約3,500名
戦傷 約12,000名日本軍の死亡者の過半数は、戦闘そのものではなく補給途絶による飢餓(栄養失調)と熱帯病によるもの。兵站・補給状態制空・制海権喪失によりほぼ皆無
弾薬・食料の現地自活を強制完全な海上兵站ラインを確立
物資・医薬品の継続的揚陸兵站軽視の思想が、地上将兵を極限の悲劇へ追いやった最大の要因。