ネット上の掲示板やSNSでは、不登校特例校に対して「ただ遊んでいるだけではないのか」「公的な卒業資格は得られるのか」といった誤解や偏見が散見されます。しかし、現場の取材データに基づくと、それらの多くは事実誤認です。
誤解1:卒業しても正式な学歴にならない?
これは完全な誤りです。東京シューレ江戸川小学校は学校教育法第一条に準ずる学校(いわゆる一条校に類する正規認可校)であり、卒業時には公立小学校と全く同じ法的な小学校卒業資格が付与されます。卒業証書も正式に授与され、その後の進路において公立・私立を問わず中学校への進学が完全に保障されています。
誤解2:規律がなく放置されているだけ?
「自由」という言葉が曲解されがちですが、本校で行われているのは放任ではありません。児童一人ひとりが参加するミーティングやサークル活動を通じて、「他者の自由を侵害しないルールづくり」を子どもたち自身が議論して構築しています。教員が頭ごなしに校則を押し付けるのではなく、対話を通じて社会性と責任感を育む高度な民主的教育が実践されています。