音楽活動だけにとどまらず、自身の言葉を文字として刻み込んだ著書、小説『ファンファーレ』の存在も彼の表現者としての評価を決定づけた。日々の葛藤や音楽との向き合い方、日常の何気ない風景を独特の視点と豊かなボキャブラリーで綴った同作は、読者から熱狂的な支持を集めている。
歌詞という限られた文字数の中では溢れ出てしまうような微細な感情の揺れ動きが、文章という媒体を通して緻密に描き出されている。言葉に対する並々ならぬ執着と敬意こそが、彼の生み出す歌詞の説得力の源泉なのだ。本を書くことで磨かれた言葉選びの鋭さは、直近のバンドの楽曲制作にもあからさまな好影響を与えている。