Q1:東大理三に受かるほどの天才が、なぜ医師国家試験に落ちるのですか?
A1:大学受験(東大理三)で試される「超難解な物理・数学の論理的思考力」と、医師国家試験で試される「膨大な医学知識・最新ガイドラインの暗記力と現場の多数派選択能力」は、求められる性質が全く異なるためです。また、東大医学部は他大学のように国試対策の詰め込み補習を行わず学生の自主性に任せているため、油断や燃え尽きによって対策が遅れた学生が不合格になるケースがあります。
Q2:東大医学部出身の医師は、臨床現場で使えないというのは本当ですか?
A2:根拠のない俗説です。初期研修マッチングでも全国の有名研修病院で東大出身者は多数活躍しており、卓越した理解力と論理的判断力で高度な医療を牽引しています。ただし、ペーパーテスト偏重のまま対人コミュニケーション能力を軽視した一部の学生がトラブルを起こす事例が目立ち、ステレオタイプとして誇張されて語られる傾向があります。
Q3:東大医学部を卒業した後の進路は、臨床医以外にどのような選択肢がありますか?
A3:他大学医学部と比較して進路は極めて多様です。大学病院や中核病院の臨床医になる道に加え、厚生労働省の医系技官、基礎医学・生命科学の研究者、マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティンググループ等の外資系戦略コンサルタント、バイオ・医療系スタートアップの起業家など、幅広い領域へ進出しています。