しかし、めでたくゴールインを迎えた二人を待っていたのは、想像を絶する世間からのバッシングでした。加藤茶綾菜 炎上過去を語る上で避けて通れないのが、結婚直後から過熱した「財産目当ての噂」と、ブログを舞台にした「料理バッシングの理由」です。
インターネット上の掲示板やSNSでは、加藤茶の嫁 若い頃の写真が拡散され、当時流行していた華やかなギャル系ファッションや読者モデル風のメイクをしていたことが「軽薄」「派手好き」という先入観を生みました。これに加えて「ドリフターズの黄金期を支えたスーパースターだから、数十億円の遺産があるに違いない」「遺産を狙って老人に近づいた悪女」という悪意に満ちた陰謀論が瞬く間に定着してしまったのです。
その火に油を注いだのが、綾菜さんが新婚生活の様子を公開していた公式ブログでした。日々の食卓としてアップされた写真には、ステーキやトンカツ、唐揚げ、ハンバーグといったボリューム満点の肉料理や揚げ物が頻繁に並んでいました。これを見たネットユーザーから「70歳近い高齢者にこんな脂っこい高カロリー食を食べさせるなんて非常識」「早死にさせて保険金や遺産を手に入れるつもりではないか」という、いわゆる“毒殺未遂説”めいた中傷コメントが殺到。1日に数千件単位の誹謗中傷が寄せられる大炎上状態へと発展しました。
当時の報道や綾菜さんの自著によると、嫌がらせはネット上だけにとどまりませんでした。自宅のポストにペンキを塗られる、郵便物を切り刻まれる、無言電話が昼夜を問わず鳴り響く、果ては自宅敷地内にあった自転車が庭の木に吊るされるといった、明らかな犯罪行為・実力行使にまでエスカレートしていったのです。世間の悪意が暴走したこの過酷な新婚時代、綾菜さんは極度の恐怖とストレスから過呼吸に倒れ、外出恐怖症に陥るほどの精神的打撃を受けていました。