Q1:職場の同僚がキーボードのエンターキーを強く叩いたりため息をついたりして不快です。どうすればいいですか?
A1:それは「音」を使った無意識の威嚇行為です。決して「何かありましたか?」と機嫌を伺ってはなりません。相手の思う壺になります。ノイズキャンセリングイヤホンの着用が許可されている職場なら自衛策を講じ、業務連絡はチャットやメールなど文字ベースに限定して物理的・心理的距離を保ちましょう。実害が大きい場合は、具体的な日時と行動ログを記録して上長や人事部門に相談してください。
Q2:以前に比べて自分自身が明らかに怒りっぽくなりました。受診すべき診療科はどこですか?
A2:まずは内科や婦人科(女性の場合)で血液検査を受け、甲状腺ホルモン値や鉄分、更年期に関わるホルモンバランスの異常がないか確認することをおすすめします。身体的な器質疾患が否定された場合は、心療内科や精神科を受診し、睡眠障害やうつ病の初期症状、大人の発達特性の有無について専門医の診断を仰ぐのが最も安全で確実なルートです。
Q3:アンガーマネジメントを試しても、6秒待つ間に怒りが余計に増幅してしまいます。
A3:6秒待つ間に「なぜあんなことを言われなければいけないのか」と怒りの原因を反芻(はんすう)してしまっている可能性が高いです。待つ間は思考を完全に停止させるため、深呼吸の「呼気(息を吐くこと)」だけに意識を集中させるか、手のひらを強く握ってパッと開くなど、身体の感覚に注意を向ける「グラウンディング」を実践してみてください。