薬が手元にない夜間でも、台所にある身近な食材が優れた力を発揮します。数々の臨床試験でもその有用性が実証されているのが純粋はちみつです。はちみつに含まれる高い保湿性と抗炎症成分が、炎症を起こした咽頭粘膜を薄い膜のようにコーティングし、神経の過敏な興奮を鎮めます。
摂取方法は至ってシンプルで、ティースプーン1杯(約5〜10g)をそのまま舐めてゆっくり喉を通すだけです。お湯に溶かして「はちみつ白湯」や「カモミールティー」に加えて飲むと、湯気による加湿効果も加わり、気管支の緊張がほぐれやすくなります。
ただし、飲み物の選び方には注意が必要です。冷たい水は気道を収縮させて咳を誘発する恐れがあるほか、カフェインを多く含む濃い緑茶やコーヒー、柑橘系の果汁は喉への刺激となり逆効果になるケースがあります。40〜50度前後のぬるめの白湯やノンカフェインのハーブティーを選びましょう。
※なお、ボツリヌス症予防のため、1歳未満の乳児にはちみつを与えることは絶対に避けてください。