富山駅周辺には数多くの居酒屋が軒を連ねていますが、なぜここまで吟魚に熱烈な支持が集まるのでしょうか。大手グルメサイトや現地の旅行記に寄せられた富山吟魚の口コミと評判を精査すると、単なるブームにとどまらない圧倒的な顧客体験の質が浮かび上がってきます。
実際に平日17:00の開店直後に訪れた旅行者の証言では、「予約なしで開店直後に行ったものの、店内はほぼ予約席で埋め尽くされており、かろうじて18:00までの1時間限定という条件付きで入店できた」という生々しい声が残されています。そのわずかな滞在中もカウンターの電話は絶え間なく鳴り響いていたといい、熱狂ぶりがうかがえます。
来店者を虜にする最大の看板が、吟魚のおすすめ刺身盛り合わせメニューです。富山湾の朝獲れ鮮魚がこれでもかと豪快に盛られ、バイ貝、白エビ、のどぐろ、フクラギ(ブリの幼魚)、アオリイカなどが驚くべき鮮度と厚みで提供されます。一切れの角がピンと立ち、魚種ごとに最適な包丁が入った刺身は、一般的な都市部海鮮居酒屋の2〜3倍近いコストパフォーマンスを誇ります。
さらに、名物ののどぐろ塩焼きや香ばしいカニクリームコロッケ、サクサクの白エビ天ぷらに加え、カウンターに設置された「板海苔の食べ放題」というユニークなサービスも左党の心を掴んで離しません。新鮮な刺身を海苔で巻き、富山の銘酒「勝駒」「満寿泉」「羽根屋」などで流し込む体験が、リピーターを爆発的に増やし続けている要因です。