Q1:もち麦はお米のようにゴシゴシ研ぐ必要がありますか?
A1:研ぐ必要はまったくありません。もち麦は精麦処理の段階で糠(ぬか)層が削り落とされているため、ゴシゴシと力を入れて洗うと表面の組織が傷つき、でんぷんが流出して炊き上がりがベタつく原因になります。表面に付着したごく微細な穀粉を落とすため、ザルに入れてサッと流水を通す程度で十分です。無洗麦として販売されている商品であれば、洗わずにそのまま計量して浸水させて問題ありません。
Q2:炊飯器の保温機能はどのくらいの時間なら耐えられますか?
A2:許容できる保温時間は最長でも「1時間以内」とお考えください。1時間を超えると熱による乾燥が急激に進み、外皮が硬化するだけでなく、黄色っぽい変色と独特の麦臭さが一気に強まります。炊き上がったら蒸らし時間を経た直後に食べるか、残りはすべて即座に小分けにして冷凍庫へ移行させる運用を厳守してください。
Q3:もち麦100%ご飯は、1日あたりどのくらいの量を食べるのが安全ですか?
A3:成人の食物繊維摂取目標量(1日あたり男性21g以上、女性18g以上)を考慮すると、もち麦100%ご飯であれば「1日茶碗1杯〜2杯(炊き上がり重量で約150g〜300g)」が適正範囲です。これだけで1日に必要な食物繊維の大部分をカバーできます。健康に良いからと毎食大盛りで食べ続けると、腸内での過剰な発酵やミネラル吸収の阻害を招く恐れがあるため、自身の消化器の反応を観察しながら上限を定めてください。